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三菱商事ロジ、倉庫実務の体験型研修開始

2026年5月20日 (水)

ロジスティクス三菱商事ロジスティクス(東京都千代田区)は20日、国内物流の実務理解を深める体験型研修プログラム「シゴト体験ラボ」の提供を5月に開始したと発表した。これまで物流不動産サービスの一環として提供してきた座学講義と現場見学に、ピッキングや検品、梱包などの実務体験を加えた。物流人材育成サービス「ロジスタ」の国内物流コースとして展開する。

物流業界では、業務改善やDX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性が高まっている一方で、改善策やシステム導入を検討する側が倉庫現場の作業実態を十分に理解していないケースも多い。現場理解が不足すると、施策と実態との間に認識差が生じやすい。特に、物流部門に新たに配属される人材や、物流事業者を顧客とする不動産・IT関連企業では、現場作業の流れや作業負荷を具体的に把握する機会が限られている。

新プログラムは、1日または半日で完結する研修として設計した。座学では、現役の物流実務者が物流の基礎知識や倉庫業務の全体像を説明する。現場見学では、稼働中の倉庫で作業動線、設備配置、業務プロセスを確認する。新たに加えた現場作業体験では、ピッキング、WMS(倉庫管理システム)検品、梱包、荷札貼付といった一連の出荷業務を参加者が実際に行う。

開催場所は、横浜市鶴見区の同社京浜事業所。対象は、物流業務に初めて関わる人材、物流部門への配属予定者、物流企業を顧客とする不動産・ITなどの事業者で、現場構造や業務プロセスを把握したい人を想定する。

物流DXや業務改善では、データやシステムの設計だけでなく、作業者の動線、荷姿、検品方法、出荷締め時間、イレギュラー対応といった現場要素の理解が欠かせない。研修に実務体験を組み込むことで、参加者が「見たつもり」「知ったつもり」にとどまらず、作業負荷や業務特性を体感できる点に狙いがある。

同社は今後、「ロジスタ」を通じて、国際物流、国内物流、物流DX、法令対応などの教育コンテンツを拡充する。現場理解を起点に、より実効性のある業務改善やDX推進につなげる教育プログラムの開発を進める。

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LOGISTICS TODAY編集部
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