国際海運大手MSC(スイス)は20日、カメルーンのクリビ港を複合輸送ネットワークに統合し、中央アフリカ向け貨物輸送サービスを拡充したと発表した。
同サービスは、海上輸送と港湾業務、内陸道路輸送を組み合わせたドアツードア型物流サービスで、クリビ港とヤウンデ、チャドのムンドゥ・ンジャメナ、中央アフリカ共和国のバンギなどを結ぶ。週最大4回の寄港体制を構築し、中国、韓国、ベトナム、インドなどアジア主要国との直航サービスも提供する。
クリビ港はカメルーン唯一の深水港で、中央アフリカ最大級の港湾施設。MSCは通関や書類作成、内陸輸送、リアルタイム貨物追跡まで一括管理し、港湾から最終配送先までの物流効率化を図る。
今回のサービス拡充により、既存物流ルートの混雑緩和と、中央アフリカ地域のサプライチェーン強化につなげる。MSCはアフリカ域内で複合輸送ネットワークの整備を進めており、今後はケニアや南アフリカ向け主要ルートでもサービス拡大を計画している。
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