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海上運賃3週連続上昇、欧州航路がけん引

2026年5月22日 (金)

調査・データ海運調査会社のドリューリー(英国)は21日、世界のスポット海上運賃を示す「世界コンテナ運賃指数」(WCI)が前週比6%上昇し、40フィートコンテナあたり2712ドルになったと発表した。上昇は3週連続。主因はアジア-欧州航路を中心とした運賃上昇としている。

上海発欧州向けでは、ロッテルダム向けが15%上昇の2773ドル、ジェノバ向けが10%上昇の4082ドルとなった。ピークシーズン需要の前倒しや、船社によるFAK(包括運賃)引き上げが背景にある。同社によると、来週のアジア-欧州航路で発表されている欠航便は3便にとどまり、需要増加を見越した供給能力増強も進んでいる。

太平洋航路も上昇基調で、上海-ニューヨーク間は2%上昇の4317ドル、上海-ロサンゼルス間は1%上昇の3385ドルとなった。一方、来週は7便の欠航が予定されており、供給逼迫が運賃を下支えしている。ONEは6月1日から、太平洋東航貨物に対して40フィートコンテナ当たり2000ドルのPSS(ピークシーズンサーチャージ)導入を発表している。

ドリューリーは、東西基幹航路で例年より早い繁忙期入りの兆候がみられると分析。船社各社はFAKやPSS引き上げに加え、欠航便や供給調整によって運賃押し上げを図っている。また、中東情勢の緊張継続による燃料費上昇や緊急サーチャージも、市場の不確実性やコスト上昇圧力を強める要因になっている。

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