サービス・商品Momo(神戸市中央区)は28日、建設現場・製造業向け熱中症対策ウエアラブルIoT「バイタルPalette」に、体調異変を付近の作業員へ直接通知する「周囲への自動警報」機能を追加し、提供を開始したと発表した。

▲周囲への自動警報機能を追加して作業員同士で助け合える熱中症対策(出所:Momo)
同機能は、装着者の体調不良を検知した際、付近の作業員が装着するウォッチへ振動と警報表示で即時通知するもの。警報には異常が発生した作業員のデバイス番号や体温、心拍数、血圧、「危険」ステータスなどが表示される。
通知対象は「付近の着用者(本人含む)」または「本人のみ」から選択可能で、現場運用に応じて設定できる。
開発背景について同社は、広い建設現場では管理者が現場に駆け付けるまで時間を要するケースがあり、作業員が意識を失った場合、周囲が異変に気づけないリスクがあると説明。2025年6月施行の改正労働安全衛生規則で求められる「周囲の者による発見・報告」体制への対応を見据えたという。
同社によると、従来の熱中症対策ウェアラブルは本人と管理者への通知が中心で、周囲の作業員へシステム的に通知する機能を持つ製品はないとしている(26年5月時点、自社調べ)。
バイタルPaletteは、建設・製造・物流・警備などの現場向けに展開しており、複数の建設現場では導入後の夏季に熱中症発生ゼロを達成した事例もあるという。
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