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米鉄道統合が審査入り、年210万台分を鉄道転換

2026年5月29日 (金)

国際米鉄道大手のユニオン・パシフィック(UP)とノーフォーク・サザン(NS)は28日、両社の合併申請が米陸上運輸委員会(STB)に受理されたと発表した。STBは修正申請に関する追加情報の提出も求めており、今後は内容審査の段階に進む。

両社は、合併により米国初の大陸横断型鉄道ネットワークを構築し、荷主に西海岸から東海岸までの一貫輸送を提供できると説明。申請資料では、北米のクラスI鉄道6社すべてから提供された実際の輸送データを用いて、市場や運行への影響を分析したとしている。

両社によると、統合後の鉄道網は長距離トラック輸送の代替となり、年間210万台分のトラック輸送を道路から鉄道へ移す効果を見込む。鉄道へのシフトにより、荷主の輸送コストは年間35億ドル削減できるとの試算も示した。単一事業者による大陸横断輸送を可能にすることで、リードタイムや信頼性の改善、在庫・設備コストの低減につなげる狙いだ。

雇用面では、統合後3年目までに組合員の純増で1200人の新規雇用が必要になると見込む。合併時点で雇用されている組合員については、雇用を継続する方針も示した。

STBの手続きでは、受理公表日から12か月以内に証拠審理を完了することが法律上定められている。両社は、顧客、労働団体、ショートライン鉄道、港湾、経済団体など2000超の関係者から支持書が提出されているとしている。取引完了は2027年半ばを見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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