フードアサヒロジスティクス(さいたま市中央区)は1日、グループ会社の川越自動車学校(埼玉県川越市)で準中型AT車教習を開始したと発表した。受け付けは休校日の関係で2日から始める。トラックのAT化やドライバー不足を背景に、若年層や未経験者が物流業界に入りやすい免許取得環境を整える。
同校では、2026年4月1日の制度改正施行に合わせ、中型AT車による教習を開始している。中型AT車免許の取得では、4月1日の受け付け開始から5月末までに70人超が入校。グループ拠点を含む東北、関西エリアからの問い合わせもあり、受講登録者数は前年同時期の1.8倍となった。AT中型教習車は4台を導入している。
準中型免許は18歳から取得でき、コンビニエンスストア配送や食品配送などで使われる2トントラックの運転に必要となる。中型免許はより大きい配送車両に対応し、物流現場でのキャリアアップにもつながる。川越自動車学校は、中型AT教習に加えて準中型AT教習を始めることで、入り口となる免許取得から、その後の職域拡大までを支援する体制を広げる。
川越自動車学校は22年10月にアサヒロジスティクスのグループ会社となった。普通自動車免許の教習に加え、中型教習車の増車や中型免許の短期取得プラン導入など、物流業界向けの人材育成機能を強化している。アサヒロジスティクスは、食品物流を中心に1800台のトラックと2900人超のドライバーを抱える。自社グループ内に教習機能を持つことで、採用後の育成だけでなく、入職前の免許取得段階からドライバー確保に関与する体制を整える。
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