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オリックス不動産、一宮の広域物流施設が完成

2026年6月3日 (水)

拠点・施設オリックス不動産(東京都港区)は3日、愛知県一宮市で開発していたマルチテナント型物流施設「一宮ロジスティクスセンター」が完成したと発表した。東海北陸自動車道、名神高速道路、名古屋高速へのアクセスを生かし、東海エリアと関東、関西、北陸を結ぶ広域配送拠点として展開する。

▲「一宮ロジスティクスセンター」の外観(出所:オリックス不動産)

施設は東海北陸自動車道・一宮西インターチェンジ(IC)から3.5キロ、名神高速道路・一宮ICから6キロ、名古屋高速16号一宮線・一宮東ICから5.7キロに位置する。東海北陸自動車道・一宮稲沢北ICからは0.2キロで、近接する西尾張中央道を使った名古屋市内配送にも対応する。名古屋鉄道尾西線・苅安賀駅から徒歩9分の距離にあり、普通車161台、バイク19台、自転車35台分の駐車・駐輪スペースを備えるなど、雇用面の利便性も意識した。

(クリックで拡大、出所:オリックス不動産)

建物は地上4階建て、RCS造で、延床面積は7万6544平方メートル。各階へ直接アクセスできるシングルランプウェイを採用し、1階から4階まで各階に大型車が接車できる。トラックバースは10トン車で計168台分を確保し、各階で最大42台が同時接車できる仕様とした。大型トラック待機場も20台分を設けた。

区画は1フロア4760坪の利用に加え、最小1350坪から利用できる。最大12テナントの入居に対応し、保管型物流から一時仕分けを行う通過型物流まで幅広い用途を想定する。床荷重は1平方メートルあたり1.5トン、梁下有効高は5.5メートル以上。トラックバース予約管理システムの導入も予定しており、荷待ち・荷役時間の把握と短縮を通じ、改正物流効率化法への対応を求められる荷主の利用も見込む。

環境面では、屋上に第三者所有モデルによる太陽光発電設備を設置し、施設内で利用する。夜間や天候不良時など発電量が不足する場合は、オリックスから非化石証書付きの電力を供給し、入居企業は使用電力の100%を再生可能エネルギー由来として利用できる。ZEB区分の最高ランクである「ZEB」と、CASBEE新築Aランクの取得を予定する。敷地内にはEV(電気自動車)充電スタンド6基も設置した。

オリックス不動産は2002年に物流施設開発へ参入し、東名阪を中心に56件の投資・開発実績を持つ。愛知県内での物流施設完成は今回が6件目となる。

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