
▲高木特殊伐採現場でのドローンによる樹木の搬送(出所:日本ドローンビジネスサポート協会)
調査・データ日本ドローンビジネスサポート協会(岡山市北区)は3日、神奈川県鎌倉市で高木特殊伐採現場におけるドローン搬送を実施したと発表した。建物上にかかる樹木を伐採し、最大67キロの伐採木を物流ドローンで直接吊り上げ運搬した。実施日は5月29日。
市街地で「下に落とせない」条件下の特殊伐採を想定し、物流ドローン「DJI FlyCart 30」と「DJI FlyCart 100」を用いて3回に分けて搬送した。搬送重量は1回目が25キロ、2回目が17キロ、3回目が67キロだった。
現場では、伐採木の重量超過による落下や、ウィンチの枝葉巻き付き、飛行時間不足などのリスクを事前に洗い出した。複数のドローン事業者と伐採事業者が連携し、操縦者と補助員による安全管理体制を構築したことで作業を完遂したという。
山間部や市街地では、クレーン搬出が難しい伐採現場も多い。ドローンによる重量物輸送は、建設・林業分野に加え、災害時物流やインフラ保守への応用も期待されている。物流業界では人手不足や作業安全性の確保が課題となるなか、空輸技術を活用した新たな現場オペレーションの構築が進みつつある。
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