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NXHD、アジア発LA向け海上輸送を高速化

2026年6月5日 (金)

ロジスティクスNIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は5日、アジア発北米向けの新海上輸送サービス「NX Ocean Fast Track」を同日より開始したと発表した。東京、上海、ハイフォン発ロサンゼルス向け貨物を対象に、海上輸送のコスト優位性と高い納期確実性を両立し、従来の海上輸送と比べて最大40%のリードタイム短縮を実現する。

近年の国際物流市場では、港湾混雑や輸送スペース需給の変動によりサプライチェーンの不確実性が高まっている。特にテック関連企業やデータセンター、消費財、小売業では、航空輸送のコスト負担を避けながらも安定した納期を確保したいという需要が拡大していた。

新サービスは、船社や米国側ターミナルとの連携強化に加え、発着地での荷役や各種手続きのオペレーションを最適化することで、輸送日数そのものを変えることなく全体のリードタイムを短縮する仕組みを採用した。輸送形態はNX House B/Lによる海上コンテナ輸送(FCL)で提供する。

貨物受領から配達までのリードタイムは、日本発、中国発ともに16-17日、ベトナム発は21-22日を設定。米国到着後は、通常数日を要するコンテナ搬出工程について、ターミナルオペレーターとの連携により本船到着後24時間以内の搬出を実現する。これにより港湾混雑などによる遅延リスクを抑え、納期の確実性を高める。

同サービスは、航空輸送から海上輸送へのモーダルシフトを促進する点も特徴で、航空輸送と比較して大幅なコスト削減が可能なほか、CO2排出量の削減にもつながるため、企業のサステナビリティ経営や環境負荷低減への対応を支援する。

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