認証・表彰Every WiLL(エブリウィル、東京都新宿区)は11日、東京都主催のスタートアップ支援事業「TOKYO Co-cial IMPACT」第1期アクセラレーションプログラムの最終成果発表会(Demo Day)で、「オーディエンス賞」を受賞したと発表した。物流危機の解決を目指す無人受取拠点サービス「トリイク」の社会的意義と事業性が評価された。
物流業界ではEC(電子商取引)市場の拡大に伴い宅配需要が増加する一方、ドライバー不足や高齢化が深刻化している。再配達の増加は配送効率を低下させる要因となっており、持続可能な物流体制の構築が課題となっている。

(出所:Every WiLL)
同社が展開するトリイクは、駅や商業施設、公共施設などにある1.5坪程度の未利用スペースを活用した無人受取拠点サービスである。宅配事業者は複数の荷物を拠点へ集約配送できるため、配送回数や再配達の削減につながる。利用者は都合の良い時間に荷物を受け取れるほか、利用に応じて電子ポイントが付与される。
同サービスは国土交通省の「多様な受取方法等の普及促進事業」の補助対象として開発された。物流事業者の配送効率向上に加え、施設運営者には未利用空間の活用機会を提供し、地域への来訪促進にもつながる点が特徴だ。AI(人工知能)カメラと本人認証システムを導入しており、サービス開始以来、荷物盗難などのイレギュラー事案は累計0件を継続しているという。
Every WiLLは、物流・不動産・地域社会を結ぶ新たな物流インフラとしてトリイクの普及を進め、再配達削減や配送効率化を通じて持続可能な物流網の構築を目指す。
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