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ツネイシカムテックス、再資源化新工場

2026年6月12日 (金)

拠点・施設ツネイシカムテックス東広島(広島県東広島市)は11日、広島市安佐北区に新工場「みらい創生パーク」を建設すると発表した。品質向上や生産体制の強化、既存設備の老朽化対応を目的としたもので、2025年10月に着工し、ことし8月末の完成、10月の操業開始を予定している。投資額は20億円。敷地面積は2万1681平方メートル、工場延床面積は約3500平方メートルとなる。

▲新工場イメージパース(出所:ツネイシカムテックス東広島)

同社は産業廃棄物の中間処理事業を手がけており、セメントや電気炉向け原燃料として再資源化するリサイクル事業を展開している。既存工場の用地が限界まで利用されていることから、新工場建設により十分な作業ヤードと設備を確保し、今後の事業拡大や新規事業への対応を進める。

新工場には混練造粒機「ペレガイヤ」や圧縮式破砕機「ジョークラッシャー」などを導入し、無機汚泥やカロリー汚泥、焼却向け汚泥の処理能力を強化する。特にペレガイヤは現在比180%の生産能力向上を見込む。2028年には汚泥事業で月間1700トンの増産を計画しており、売上ベースで現在の1.5倍となる見通しだ。

また、フィルター換気設備やオートシャッター、防液堤による漏洩対策、飛散防止設計、雨水の利活用などを採用し、周辺環境に配慮した工場づくりを進める。将来的には汚泥事業の拡大に加え、自社によるマテリアルリサイクルやケミカルリサイクル事業化の可能性も視野に入れている。

同社は、新工場を基盤に品質管理体制を強化するとともに、産業廃棄物の処理能力向上と資源循環の推進を通じて、循環型社会の実現に寄与していく。

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