
▲JFEコンテイナーが開発した高圧水素用容器(出所:JFEコンテイナー)
認証・表彰JFEコンテイナー(東京都千代田区)は15日、日本鯨類研究所が開発を進める水素燃料給電システム搭載型の垂直離着陸型・自律型無人航空機(VTOL-UAV)が、高圧ガス保安法に基づく経済産業大臣の特別認可を取得したと発表した。同機には同社が開発した高圧水素用容器が搭載されており、水素燃料給電システム搭載型VTOL-UAVの飛行が可能となった。
今回認可を取得したのは、日本鯨類研究所が鯨類調査向けに開発している水素燃料給電システム搭載型VTOL-UAV「飛鳥 改五丙二型」(F.T.B. ASUKA Mark V H2)。同機は、2021年に開発された純国産VTOL-UAV「飛鳥」をベースに、飛行距離の延伸やペイロード能力の向上、ゼロエミッション化を目的として開発が進められている。
水素燃料給電システム搭載型VTOL-UAVなどの水素燃料電池ドローンに搭載される高圧水素用容器については、落下事故発生時でも高い安全性を確保するため、経済産業省の「水素燃料電池ドローンにおける高圧ガスの安全に関するガイドライン」に準拠した高圧ガス保安協会(KHK)の特定案件事前評価と、高圧ガス保安法に基づく経済産業大臣の特別認可が必要となる。
今回の特別認可取得は、日本鯨類研究所とJFEコンテイナーが共同で進めた取り組みによるもの。JFEコンテイナーが開発した高圧水素用容器は、飛鳥 改五丙二型に搭載される予定だ。
日本鯨類研究所は、新たな鯨類調査手法として航空目視調査への活用を目指しており、同機の開発を通じて飛行性能の向上と環境負荷低減の両立を図る。
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