イベント東京ビッグサイト(東京都江東区)で7月1日から3日まで開かれる「第38回ものづくりワールド東京」内で、専門展示会「第1回フィジカルAI展」が初開催される。AI(人工知能)とロボット、センサーを組み合わせ、現実空間で判断・動作する技術を対象に、開発や実装に関わる製品・サービスを紹介する。
フィジカルAIは、生成AIのようにデジタル空間で文章や画像を扱う技術とは異なり、工場や物流倉庫、建設、インフラ点検などの現場で「動く」「運ぶ」「作業する」領域を担う。人手不足や熟練技能の継承、危険作業の代替を背景に、ヒューマノイド、ロボットアーム、ドローン、自律搬送機器などで実装が進みつつある。
会場では、人型ロボットによる作業デモ、自律搬送ロボットの走行、AIによる空間認識、四足歩行ロボットなどを展示する。物流関連では、混載段ボールをAIで認識する3Dビジョンシステムや、コンテナの棚間移動を自動化するヒューマノイド搬送デモなどが予定されている。
ものづくりワールド全体では2000社の出展、7万人の来場を見込む。フィジカルAIは製造現場だけでなく、物流現場の省人化や自動化にも関わる技術領域として注目される。
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