調査・データ神戸税関が18日発表した2026年5月分の神戸港貿易概況速報によると、輸出額は前年同月比11.5%増の6399億円となり、3か月連続で前年を上回った。5月としては過去最高額だった。輸入額は同2.8%増の4070億円で4か月連続の増加。輸出入総額は7.9%増の1兆469億円となり、5か月連続で増え、こちらも5月として過去最高を更新した。差し引きでは2329億円の輸出超過。
輸出では、非鉄金属が29.3%増の486億円、半導体等製造装置が63.4%増の258億円、建設用・鉱山用機械が25.9%増の440億円と伸び、いずれも5月として過去最高となった。地域別ではアジア向けが19.0%増の3857億円、中国向けが14.0%増の1488億円、ASEAN向けが17.1%増の1289億円となり、アジア、中国、ASEANはいずれも5月として過去最高だった。一方、EU向けは二輪自動車類などが減り、8.5%減の583億円と5か月ぶりに前年を下回った。
輸入では、無機化合物が2.2倍の164億円、非鉄金属が37.3%増の142億円、金属鉱及びくずが44.0%増の120億円と増加。金属鉱及びくずは5月として過去最高だった。一方、穀物及び同調製品は32.3%減の71億円、コーヒー生豆は32.8%減の66億円、医薬品は40.2%減の43億円と落ち込んだ。
地域別の輸入では、アジアが10.7%増の2425億円で9か月連続の増加となり、5月として過去最高を記録した。中国は10.1%増の1199億円、ASEANは6.0%増の829億円。米国は穀物及び同調製品などが減り9.1%減の418億円、EUは医薬品などが減り4.4%減の635億円だった。平均為替レートは1ドル158.29円で、前年同月より14.32円の円安となった。円安も金額ベースの押し上げ要因となったとみられる。
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