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九州輸出、半導体と自動車で28%増

2026年6月18日 (木)

調査・データ門司税関が17日発表した2026年5月分の九州経済圏貿易概況速報によると、輸出額は前年同月比28.0%増の1兆880億円となり、2か月連続で前年を上回った。輸入額は同2.5%減の7482億円で3か月連続の減少。差し引きは3398億円の輸出超過となり、輸出超過は16か月連続だった。九州経済圏は福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、山口、沖縄の9県。

輸出では、半導体等電子部品が82.8%増の1384億円、自動車が22.8%増の2676億円と伸びた。半導体等電子部品のうちICは88.0%増の1342億円で、11か月連続の増加。半導体等製造装置も44.2%増の826億円となり、半導体関連が輸出を押し上げた。一方、有機化合物は23.8%減の269億円と7か月連続で減少した。

輸入では、金属鉱及びくずが63.4%増の1303億円と5か月連続で増加。銅鉱は98.8%増の858億円だった。石炭は31.3%増の706億円、石油製品は71.1%増の566億円と伸びた一方、原粗油は83.2%減の255億円、液化天然ガスは51.2%減の112億円と大きく減少した。輸入全体の減少は、原粗油の落ち込みが主因となった。

地域別では、アジア向け輸出が30.0%増の6688億円、米国向けが76.9%増の1552億円、EU向けが6.0%増の662億円だった。米国向けは自動車が93.5%増の780億円と大きく伸びた。中東向け輸出は48.6%減の225億円で、自動車の減少が響いた。

輸入では、アジアからが8.9%増の3735億円、米国からが33.3%増の796億円、EUからが12.2%増の239億円。一方、中東からは79.7%減の337億円と大幅に減少し、原粗油と石油製品の落ち込みが目立った。平均為替レートは1ドル158.29円で、前年同月より14.32円の円安。円安が金額ベースを押し上げる一方、エネルギー輸入の減少が全体の輸入額を抑えた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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