国際中国EC(電子商取引)大手の京東集団は19日、年央商戦「618 Grand Promotion」で、注文者数が過去最高を更新したと発表した。5月30日20時から6月18日23時59分までの実績で、消費財や家電に加え、清掃、修理、介護、配送設置などサービス消費が大きく伸びた。ECの販促イベントが、物販中心から生活サービスやオフライン店舗、越境販売を組み合わせた需要獲得へ広がっている。
サービス分野では、家庭清掃の取引額が前年同期比3倍超、家電清掃が同4倍超となった。移動が難しい人向けの在宅看護・介護サービスの注文は5倍超に増えた。配送と設置を一体で提供する家電・住生活商品の注文は2.2倍超、EV充電設備の配送設置は80%増、電動自転車やオートバイなど二輪車の訪問修理は9倍となった。
商品カテゴリーでは、AI(人工知能)対応デジタル機器の取引額が2倍となり、高価格帯スマートフォンは4倍、薄型軽量ノートPCは2倍だった。スーパー部門も取引額と利用者数が2桁増となり、生鮮部門では1500以上のブランドで完了注文数が2倍超増加した。

(出所:京東集団)
オムニチャネル施策も拡大した。大型店舗「JD MALL」は来店者数が22%増、注文数が32%増となり、上海七宝店は6月12日の開業後3日間で15万6000人超が来店し、売上高は1億2000万元を超えた。香港の佳宝超市は店舗数が100店を超え、618期間中の売上高は52%増だった。
国際事業では、越境輸入「JINGDONG Cross-border」の販売商品数が60%増え、欧州向けオンライン小売「Joybuy」もサマー・ブラックフライデー販促で初日の注文者数と注文量が過去最高となった。JD Global Salesでは利用者数と取引額がともに倍増し、大型家電や家具のシンガポール、マレーシア、ベトナム、タイ向け直送を始めたことで、関連カテゴリーの売上高は6倍超となった。
物流面では、京東物流の自動倉庫ソリューション「LangzuTech」が期間中に3400万件の注文を処理。自動配送車による累計配送個数は553万個に達した。今回の618では、AI活用が小売、物流、医療、産業サービス、フードデリバリー、ホームサービスなど3000超の場面に広がったとしており、大規模EC商戦を支える処理能力と配送自動化の拡張が進んでいる。
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