ECInagora(インアゴーラ、東京都港区)は25日、中国向け越境EC(電子商取引)事業において、日本のファッションブランドを対象に、中国の主要SNS・ECプラットフォームを網羅した販売インフラを構築し、中国市場向け支援を本格的に開始したと発表した。SNSでの認知獲得からEC販売、物流までを一体的に提供し、日本ブランドの中国市場への展開を支援する。
同社は、中国の若年層向けファッション専門アカウント「谷gogo」を運営しており、従来のWeChatミニプログラムに加え、天猫(Tmall)、小紅書(RED)、抖音(Douyin)、拼多多(Pinduoduo)など中国主要プラットフォームへ販売網を拡大。これにより、日本企業は商品を国内のインアゴーラ倉庫へ納品するだけで、中国の複数販売チャネルへ同時に商品を展開できる。
物流面では、日本国内の物流拠点から中国の消費者へ直接発送する体制を構築した。受注ごとに国内在庫を活用する方式を採用し、複雑な輸出入手続きや現地配送、通関、顧客対応までを同社が一括して担う。商品は受注から最短5日で中国の購入者へ届けることが可能で、海外専用の物流網や現地運営体制を構築する必要がないことから、初期投資や在庫リスクの抑制につながるとしている。
また、小紅書や抖音を活用したSNS運用代行サービスも提供する。中国ではSNSでの情報収集から購買までが一体化した消費行動が定着しており、現地向けコンテンツ制作やマーケティングを支援することで、認知拡大から販売までを一貫してサポートする。
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