ロジスティクス米ベータ・テクノロジーズとサーフ・エア・モビリティは26日、ハワイで電動航空機の実証プログラムを開始したと発表した。ハワイアン航空が貨物・旅客路線に関する知見提供や実現可能性評価、地域関係者との調整を支援する。実証は6-8週間程度行い、将来の電動航空機運航に必要な運用、経済性、インフラ要件を検証し、島間輸送における低排出型航空機の実装可能性を探る。
実証に使うのはベータの電動航空機「ALIA CTOL」。ハワイ州内の路線や気象、運航環境での機体性能、直接運航費、整備・充電インフラ、バッテリー性能、乗員訓練、地上取扱い、安全手順などのデータを集める。短距離の島間路線が多く、地域航空需要があるハワイは、電動航空機の商用運航を検証しやすい環境とみている。

▲ハワイを飛行するBETA社のALIA CTOL航空機(出所:ベータ・テクノロジーズとサーフ・エア・モビリティ)
サーフ・エア・モビリティは、傘下のモクレレ航空を通じ、ハワイでコミューター航空ネットワークを運営している。ベータ機がFAA(米連邦航空局)認証を取得した後、貨物と旅客の双方でハワイ事業に導入する考えだ。同社は、認証後にベータ機の州内サービス拠点となるMRO(整備・修理・オーバーホール)施設の設置も準備している。
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