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MAN、部品調達物流に越境EVトラック投入

2026年7月2日 (木)

国際マン・トラック&バス(MAN、ドイツ)は6月30日、物流会社JSロジスティクス(同)と共同で、電動大型トラック「MAN eTGX」5台を部品調達物流に投入したと発表した。ハンガリーのサプライヤー拠点とドイツのMAN生産工場を結ぶ越境輸送で、電動トラックを運用するのは同社の調達物流で初めて。

車両は直行便と物流ハブを介した混載輸送の双方で使用する。ハンガリー・レベーニと独ミュンヘン間の片道520キロのルートでは、2台のトラックが互いに向かって走行し、途中でトレーラーを交換するリレー方式を採用する。輸送形態は途中積み替えを伴わないFTL(貸切輸送)で、顧客貨物を一括して運ぶ。

(出所:マン・トラック&バス)

このほか、ハンガリー・ジェールの物流センターからミュンヘンを中心とするMAN工場向けに、集約貨物を輸送する車両も運用する。さらに、ドイツ・キルケルの物流センターを経由する3台のeTGXは、フランス、スペイン・ポルトガル、英国・アイルランド方面からの貨物を、主にミュンヘンとニュルンベルクの工場へ運ぶ。キルケルからミュンヘンまでは400キロ、ニュルンベルクまでは350キロとなる。

MANは2024年秋から、自社の調達物流網へのバッテリー電動トラック導入を段階的に進めている。同社の調達物流では年間最大1億6500万キロをトラックが走行しており、26年半ばまでに50台のバッテリー電動トラックを稼働させる計画だ。あわせて、MANの工場やサービス拠点で充電インフラの整備を進める。

同社は顧客向けにも、運行条件の分析、充電インフラ、既存業務への組み込みまでを含む電動化支援を展開している。完成車輸送でも「Electrifying Outbound」施策を進め、30年までにCO2排出量を30%削減する目標を掲げる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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