ロジスティクスAirX(エアーエックス、東京都千代田区)は1日、兵庫県が実施する「空飛ぶクルマ事業化準備事業」に共同事業者として採択されたと発表した。MASCを代表事業者とし、建設技術研究所、日本空港コンサルタンツなどと連携し、2029年度の兵庫県内での商用運航開始を目指す2事業に参画する。
採択されたのは、淡路島で商用運航実現に向けた事業化準備を進める「商用運航実現 Road to 2029プロジェクト」と、播磨地域・姫路市で離着陸場候補地の選定などを行う「播磨地域・姫路市拠点形成プロジェクト」の2事業。

(出所:AirX)
商用運航実現プロジェクトでは、国土交通省への航空運送事業許可申請に向けた事業計画書の作成や運用マニュアルの整備、安全運航に関する検証を実施する。播磨地域・姫路市では、空飛ぶクルマの離着陸場候補地の選定に加え、実機展示イベントを開催し、地域住民の理解促進や受容性向上を図る。
空飛ぶクルマは、電動化、自律飛行、垂直離着陸を特徴とする次世代航空モビリティで、都市部の渋滞緩和や環境負荷の低減、交通空白地域の移動手段確保などへの活用が期待されている。兵庫県は2030年代に関西・瀬戸内地域を結ぶ「空のコリドー」の形成を視野に入れ、県内での社会実装を進める。
AirXはヘリコプターや空飛ぶクルマの運航、離着陸場の開発、交通プラットフォームの構築を手掛ける。今回のプロジェクトでは各事業者の専門性を生かし、次世代航空モビリティーの社会実装・商用化に向けた事業基盤の整備を進める。
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