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ENEOS、根岸製油所にHVOを国内初の大規模輸入

2026年7月3日 (金)

▲根岸製油所におけるHVO搬入の様子(出所:ENEOS)

荷主ENEOSは3日、バイオ燃料の普及と脱炭素社会の実現に向け、水素化処理植物油(HVO)を根岸製油所に輸入したと発表した。タンカーによる製油所への大規模なHVO輸入は国内初としている。

HVOは持続可能な航空燃料(SAF)の連産品で、従来の軽油と比べライフサイクル全体で非常に高い温室効果ガスの削減効果が見込まれる。既存の軽油と同等の性状を持つため、根岸製油所では既存タンクで受け入れ、既存燃料と混合して出荷する。

同社はHVOの環境価値を、マスバランス方式とBook and Claim方式を活用して帳簿上で管理し、証書として需要家へ提供する。需要家は実際にHVOを使用しなくても、既存燃料を利用したまま脱炭素化に取り組めるため、新たな専用インフラの整備を必要とせず、バイオ燃料の普及拡大につながるとしている。

ENEOSは今後も、和歌山製造所でのSAF製造を軸に、原料調達から製造、販売までを含めたサプライチェーンの構築を検討するとともに、SAFやHVOなど低炭素燃料の普及を進める方針だ。

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