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AI配船、セメント輸送の計画時間を4分の1に

2026年7月7日 (火)

サービス・商品グリッドは7日、トクヤマに導入されたAI(人工知能)配船計画最適化システム「ReNom VESSEL」の事例紹介動画を公開したと発表した。セメント輸送における配船計画の高度化や導入効果を紹介し、物流分野でのAI活用を訴求する。

トクヤマは全国40か所以上の拠点へセメントを供給しており、配船計画では在庫状況や安全在庫、港湾条件、荷役時間に加え、天候など多様な制約条件を考慮する必要がある。このため計画業務は高度な専門知識と経験に依存していた。

グリッドが開発した「ReNom VESSEL」は、船舶や拠点の条件、在庫量、荷役時間などを基に最適な配船計画を作成するほか、航路上の波高や風速などの気象予報も反映する。天候を考慮した機能を備える内航船向けAI配船計画最適化システムの運用は国内初としている。

同社によると、導入前の配船実績とAIによる配船計画を比較した結果、年間航海費用は5%削減され、配船計画の策定時間は従来の4分の1に短縮される見込み。このほか、輸送コストや船舶維持コスト、CO2排出量の削減に加え、熟練者の知見に依存していた計画業務の標準化にもつながるとしている。

グリッドは、電力や物流、鉄道、製造分野で培った最適化AI技術を活用し、社会インフラ分野の計画業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進することで、業務効率化とカーボンニュートラルの実現に寄与していく。

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