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EC物流はFBA依存から複線運用へ、米3PL見解

2026年7月8日 (水)

ロジスティクス米国の3PL事業者DSCPスマート・フルフィルメントは7日、2026年のEC(電子商取引)ブランドの物流戦略として、複数のフルフィルメント手段を組み合わせる「ハイブリッドフルフィルメント」が主流化しているとの見解を発表した。中堅EC事業者の40%が採用しているとし、Amazon FBA、3PL、自社物流などを商品特性やコスト、配送速度に応じて使い分ける動きが広がっている。

同社によると、Amazon FBA手数料の上昇を背景に、単一チャネルに在庫と出荷を依存するリスクを避ける企業が増えている。ハイブリッド型では、Amazonの販売力を活用する商品と、3PL経由で柔軟に出荷する商品を分け、SKUごとに最適な出荷経路を選択できる。EC企業の57%がフルフィルメント業務の一部または全部を外部委託しており、米国3PL市場は2030年まで年平均8.4%で成長するとされる。

消費者側では、2日配送に対応しない場合に購入をやめる利用者が58%に上るとされ、配送スピードも委託先選定の重要な要素となっている。DSCPは、カリフォルニア州ポモナとニュージャージー州ニューブランズウィックに拠点を構え、米国人口の80%に2-4日で陸送できる体制を訴求する。

同社は、Shopify、WooCommerce、Amazonの販売事業者向けに、入荷、保管、ピッキング、梱包、出荷、返品管理を提供している。世界2500以上のECブランドにサービスを提供しており、EC物流では販路拡大だけでなく、手数料上昇や配送品質への対応を含めた在庫配置の見直しが進んでいる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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