認証・表彰ウエアラブル冷却機器を手がけるリブレ(東京都新宿区)は8日、ペルチェ冷却ウエアに関する技術で、2026年度愛知発明協会「愛知発明賞」を受賞したと発表した。ペルチェデバイスの冷却性能を高めるため、排熱効率を改善した点が評価された。
同社は08年ごろからウエアラブル冷却機器の研究開発に取り組んできた。ペルチェ素子は電気の力で冷却する一方、発生する熱を外部に逃がす設計が性能を左右する。リブレは試作と検証を重ね、冷却性能と着用時の快適性を両立する構造を開発したとしている。

▲表彰式の様子(出所:リブレ)
同社によると、現在は国内で流通する作業着メーカーのペルチェウエアの過半数に同社技術が採用されている。建設現場、工場、物流倉庫、農業、イベント運営など、夏場の屋外・高温環境で働く現場では暑熱対策が安全管理上の課題となっている。
同社は今後、冷却技術に加え、熱中症予兆検知、ウエアラブルセンシング、AI(人工知能)を活用した体調管理技術の研究開発も進める。暑熱対策を作業環境改善の装備にとどめず、現場の安全を支える技術基盤として展開を目指す。
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