サービス・商品SecuROI(セキュロイ、東京都中野区)は16日、企業のセキュリティー対策やIT統制の状況を数値化するクラウドサービス「SecuROI」の提供を開始したと発表した。20問、15分程度の診断を基に、NIST CSF 2.0とITGCの観点から対策状況をスコア化し、投資対効果(ROI)の試算と合わせてレポート化する。
診断結果はレーダーチャートで表示し、経営層による投資判断や予算申請、情報システム部門の改善計画、取引先からのセキュリティー審査などに活用できるとしている。四半期ごとに測定することで、対策の進捗を時系列で把握する仕組みも備える。
同社は、IPO準備やJ-SOX対応の現場で、IT統制の整備状況を定量的に説明しにくいことが、予算確保や経営判断の妨げになっているとみる。今回のサービスでは、現場の運用状況を経営側が判断しやすい指標に置き換え、改善の優先順位を示す。
また、SCS評価制度(サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度)に対応する企業向けに、制度概要や現状把握用のチェックリストをまとめた無償ガイドも公開した。今後はIPOやJ-SOXに加え、M&A後の子会社管理や取引先審査への活用も見込む。
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