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負債額10億5000万円

札幌陸運(北海道)が自己破産申請、TDB調べ

2014年3月13日 (木)

M&A札幌陸運(札幌市手稲区)は12日に札幌地裁へ自己破産を申請した。申請代理人は八十島保弁護士(札幌市中央区)。

同社は、2002年11月に設立された一般貨物自動車運送業者。サンマを主体に、鮭、カニ、数の子など北海道産の水産物を取り扱い、札幌-東京、札幌-大阪の定期便の輸送を手掛け、帰路には大手運送業者から雑貨運送も行い、12年4月期には売上高16億2300万円を計上していた。

しかし、同業者との価格競争などから翌13年4月期の売上高は14億8800万円にとどまり、収益面では燃料費負担の増加に加え、11年8月の本社社屋新築や車両調達による資金負担などから大幅な欠損計上となり、財務面では債務超過となっていた。

こうした中、今期に入ってからも業況を改善するkとができず、先行きの見通しが立たないことから今回の措置となった。負債は10億5000万円。