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エクセルライン(北海道)が自己破産申請を準備、TDB調べ

2014年5月1日 (木)

M&A帝国データバンク(TDB)は1日、エクセルライン(北海道旭川市)が4月30日に事業を停止し、事後処理を飯塚正浩弁護士(旭川市)ほか1人に一任、自己破産申請の準備に入ったと発表した。

同社は、1991年3月設立の一般貨物自動車運送業者。農産物や冷凍食品などの運送を主体に、青果のパッケージ作業などを手掛け、11年4月期から関係会社の業務受託を開始したほか、近年は新規荷主の開拓により業容を拡大し、12年4月期には売上高10億7100万円を計上していた。

しかし、関係会社の業務の一部を同社へ移管したことで受託収入が減少したほか、同業者間の競合から13年4月期の売上高は8億4600万円に減少し、減収の影響や燃料価格の高騰もあって当期純損失5700万円を計上、同期末で債務超過に転落していた。その後も収益環境は厳しく、厳しい資金繰りを強いられていた。負債は2013年4月期末時点で3億8400万円。