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包装業界を若者目線で発信、日包工と東京工科大

2026年8月17日 (月)

産業・一般日本包装機械工業会と東京工科大学デザイン学部は17日、包装業界の認知向上や次世代人材の確保を目的とした産学共同研究の一環として、業界の役割を紹介するコンセプトムービーとプロジェクトロゴを制作し、7月から公開を始めたと発表した。2025年8月から2028年3月までの共同研究で、デザインを通じて包装産業の社会的な役割を発信する。

プロジェクトには同学部3年生の有志11人が参加。包装関連の展示会や3社の工場見学、業界関係者との座談会を通じ、食品や医薬・化粧品、日用品などの商品を生産者から生活者へ安全に届ける包装の役割を整理した。これを基に「想いをそのまま。」をコンセプトとして設定し、包装業界で働く人へのインタビューを中心とした6分の動画を制作した。

20代40人を対象に実施した効果検証では、視聴後に包装業界への理解や共感につながる効果があったとする回答が85%だったという。制作した動画やロゴは工業会や会員企業のウェブサイト、展示会、企業説明会などで活用する。

背景には、包装機械業界でも次世代人材への認知拡大が課題となっていることがある。日本包装機械工業会によると、2026年時点の会員数は257社で、業界全体の包装機械生産額は4000億円を超える規模となっている。共同研究では第2フェーズとして若年層向けの新たなコンテンツも制作し、26年度末の公開を予定する。3年間の研究成果は2027年秋開催の「JAPAN PACK 2027」で発表する予定。

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