M&Aエアロネクスト(東京都渋谷区)と昭栄薬品(大阪市中央区)は31日、資本・業務提携したと発表した。昭栄薬品がエアロネクストに出資し、ドローン技術と化学品などの機能性商材を組み合わせた新たなソリューション事業を共同展開する。提携契約は28日付で締結した。
エアロネクストは、重心制御技術「4D GRAVITY」を核にドローンの共同開発やライセンス事業を展開するほか、子会社NEXT DELIVERYを通じて新スマート物流「SkyHub」やドローン運航事業を手掛ける。SkyHubはドローンデポを拠点に車両とドローンを組み合わせ、地域物流を集約・効率化する運航プラットフォームで、平時の配送から災害時の緊急輸送までの活用を進めている。
昭栄薬品は界面活性剤をはじめとする化学製品の専門知識に加え、農業、防災、建設などの顧客基盤と販売ネットワークを持つ。両社は従来の商品販売から、商材を最適なタイミング、場所、方法で届け、散布や施工まで含めて提供する事業モデルへの展開を目指す。
提携では、エアロネクストの遠隔・自律運航技術やSkyHubの運航基盤と、昭栄薬品の機能性商材を組み合わせる。薬剤とドローンを活用したサービスについて、農業や鳥獣害対策、防災、インフラ点検などで検討を進める。
両社は今回の提携を通じ、既存事業の高付加価値化を図るとともに、新たな市場の創出を目指す。
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