調査・データLister(東京都港区)は8月31日、フィジカルAI関連技術の供給企業896社を分析した「フィジカルAI技術スタック分析レポート2026」を公開したと発表した。産業用ロボットや認識・センシング、AMR・AGV、エッジAIなどの技術とバリューチェーンを組み合わせ、フィジカルAI産業の供給構造を分析した。
技術別では、産業用ロボットアーム関連が249社で最多となった。画像認識・コンピュータビジョンが132社、外観検査AIが123社、センサー・知覚システムが105社、AMR・AGVが91社、異常検知が85社、ドローンが52社、エッジAIが50社と続いた。
物流分野に関係するAMR・AGVでは、本体または中核システムの開発・提供主体41社のうち、35社、85.4%がバリューチェーン上の「自動化・マテハン」に分類された。ロボット本体は19社、46.3%、SIは7社、17.1%だった。同社は、AMR・AGVの供給が既存の物流・工場内搬送の自動化領域と強く結び付いていると分析している。
また、SIレイヤー227社のうち176社、77.5%が産業用ロボットアーム関連だった。エッジ側でAI推論などを行う技術を提供する27社では、20社、74.1%が「計算基盤・半導体」に分類された。
調査は2026年8月時点で、技術コード34分類、バリューチェーン19レイヤーを対象に実施した。レポート集計対象となる技術タグ保有企業は773社で、このうち389社、50.3%に2つ以上の技術タグが付与されていた。同社は今後、製造、物流、建設、医療など業界別のフィジカルAI産業構造についても分析する予定だ。
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