荷主栗山自動車工業(東京都江戸川区)は1日、日本トラックリファインパーツ協会(JTP)の加盟店間で行うトラック用エンジン輸送に、返却して繰り返し使うリターナブルパレットを導入した。従来の木材や段ボールによる使い切りの梱包から切り替え、輸送資材の廃棄削減と荷姿の標準化を進める。

▲新たに導入したJTPリターナブルパレット(出所:栗山自動車工業)
新たなパレットは、エンジンを専用台に固定して発送し、納品先から返却して次の輸送に再利用する。JTPが加盟店間で定めた共通ルールに沿って使用し、出荷時の荷姿を統一する。加盟店が扱う部品について「同一品質・同一基準」を目指す取り組みの一環となる。
従来の梱包では、作業者がエンジンの形状に合わせて木枠を製作し、段ボールや番線などを使って固定する必要があった。このため、安全な荷姿をつくるには作業者の経験や技術が求められ、発送前の準備にも時間がかかっていた。専用パレットの採用により、梱包方法を統一し、作業品質のばらつきや木枠製作の負担を減らす。
JTPは、資材使用量の削減に加え、返却する使用済み部品の載せ替え作業や輸送事故の低減にもつながると見込む。効果は今後の運用を通じて確認する。栗山自動車工業は中古・リビルト部品の販売を手がけており、部品そのものの再利用に加えて、加盟店間輸送で使う梱包資材も循環型へ移行する。
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