
▲グランドハンドリング専用グローブ「ZIZAI ZI-572」(出所:全日本空輸)
サービス・商品全日本空輸(ANA)と作業用手袋メーカーのウィード(千葉市美浜区)は1日、空港のグランドハンドリング業務に特化したグローブ「ZIZAI ZI-572」を共同開発し、ANAグループの地上業務従事者へ一斉導入したと発表した。航空機周辺でのコンテナ搬送や機材操作に必要な手の保護と、タブレット端末を扱う操作性の両立を図る。
開発では、空港の駐機場で1トンを超えるコンテナを制限時間内に搬送する作業などを観察し、従事者の動きや負荷を設計に反映した。18ゲージの薄手繊維を基材に使い、衝撃緩衝材を指先に限定することで、手指の動きを妨げにくくした。特殊コーティングにより、手袋を着用したまますべての指で画面を操作できる。
指先の衝撃保護性能は米国規格「ANSI/ISEA 138」に準拠し、耐切創性能では欧州規格「EN388」のレベルCを取得した。理学療法士が監修したリストベルトも装備し、重量物を扱う際の手首への負担軽減を狙う。従来の綿製軍手や既製の耐衝撃手袋では両立しにくかった安全性と端末操作への対応を、専用品の導入で補う。
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