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米ワンレール、AIで最適な配送手段を即時選定

2026年9月3日 (木)

国際米物流テクノロジー企業ワンレールは1日、小売、卸売、流通事業者向けの配送意思決定プラットフォーム「OmniSTAR」を発表した。自社車両、配送業者、宅配便など複数の選択肢を注文ごとに評価し、指定したサービス水準を満たす配送手段のうち、最もコストを抑えられる方法をリアルタイムで選定する。

OmniSTARは、エヌビディアのGPU(画像処理半導体)を活用した意思決定最適化エンジン「cuOpt」や、データ処理基盤「cuDF」と、ワンレールが蓄積した配送価格・実績データを組み合わせた。静的なルールや手作業に依存していた配送計画を見直し、経路、輸送手段、納期、採算性などを同時に計算する。

同社によると、従来20分かかっていた計算を2分未満に短縮するなど、処理時間を最大10分の1に抑えられる。分析には、1200万人を超えるドライバーと1000社以上の物流事業者で構成するネットワークの配送データを用いる。

すでに一部の企業へ導入しており、食品卸のUSフーズでは、利益率の低い商品を高コストの車両で長距離配送するなど、採算を悪化させる配送条件を特定。価格設定や配送パターンの見直しに活用した。ワンレールは、燃料価格や天候などの変化に応じて配送方法を再計算し、即日配送と収益性の両立を支援するとしている。

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