イベントフクシマガリレイ(大阪市西淀川区)は、8日から11日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「国際物流総合展2026」に初出展している。ブースでは、大型冷凍冷蔵倉庫向けCO2冷凍システム「NOBRAC(ノブラック)」を中心に、冷凍冷蔵施設の環境負荷低減や設備運用改善につながるソリューションを紹介する。

NOBRACは、CO2を冷媒として採用した冷凍システム。CO2冷媒は地球温暖化係数(GWP)が1と低く、脱フロンに向けた社会的取り組みに貢献する。同社では大型冷凍冷蔵倉庫や食品工場向けに展開している。同社独自の冷却制御で、同社試験機との比較では最大20%の省エネを実現したとしている。
今回の展示では実機を披露するほか、冷却時に発生する排熱を活用した提案にも力を入れる。排熱を結露対策の熱源として利用したり、温水をつくり工場の清掃などに活用したりすることで、冷却設備を単体で考えるのではなく、施設全体のエネルギー利用や作業環境改善につなげる考えだ。
ブース担当者は「冷凍冷蔵倉庫のニーズは着実に高まっている一方、対応できる倉庫はいまだ少ない」という。既存のドライ倉庫を冷凍冷蔵対応へと転換するオーダーも多いというが、「例えば2階以上の倉庫では、下の階に排熱、結露の影響が出るといった課題もあり、多層階への設置が難しい実情もあった」。そこで同社では、グループ会社と連携し、天井裏と床下に空気を循環させて結露リスクを抑える「床下換気システム」を展開。これまで1階部分でしかできなかった冷凍冷蔵設備の設置領域を多層階へと広げ、高まるコールドチェーン需要への対応力を訴求していく。
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