拠点・施設小松ウオール工業(石川県小松市)は8日、石川県加賀市で建設していた「加賀工場2号棟」の建屋が完成し、4日に完成式を行ったと発表した。95億円を投じ、主力の可動間仕切の生産能力を従来の最大1.5倍に引き上げる計画。2027年5月の本格稼働を予定している。

(出所:小松ウオール工業)
新工場では生産能力を増強するとともに、製造から出荷までの効率化を推進。広いストックヤードを確保して物流面の課題に対応するほか、IoTや人工知能(AI)を活用した生産管理システムの最適化にも取り組む。首都圏を中心に拡大する需要や大型案件への対応力を高め、安定供給と柔軟な納品体制の構築を目指している。
新工場の敷地面積は既存の加賀工場を含め6万9741平方メートル、建築面積は1万9000平方メートル、延床面積は約1万9700平方メートル。一部が鉄骨2階建てで、可動間仕切の製造に加えて研究開発機能も備える。
併設する研究開発棟には、製造、開発、生産技術、品質保証の各部門を集約。モックアップエリアや試作場を設け、顧客を招いた試作や情報交換を通じて、新製品の研究・開発につなげる。
同社は今後、研究開発棟の内装工事や製造設備の搬入・設置を順次進める。27年5月の本格稼働に向け、生産・物流体制を整備していく。
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