イベント箱豊製函(東京都墨田区)は、8日から11日まで東京ビッグサイト(江東区)で開催されている「国際物流総合展2026」に出展し、物流・倉庫作業者の身体的負担を軽減するアシストスーツやサポーターを紹介している。ブースでは実際に装着し、補助効果を体感できる試着展示を行う。
同社はその名の通り大正時代に木箱製造業として創業し、現在は書類や記録文書の保管をはじめ、荷受け、梱包、ピッキング、発送など物流業務を幅広く手がける。こうした現場運営を通じて、重量物の持ち上げや中腰姿勢、長時間作業による身体負荷を課題として捉えてきたことが、「FiCOLY」(フィコリー)のブランド名でアシストスーツ分野への参入につながったと担当者は語る。
腰用アシストスーツ「KaruFit」は、電源を必要としない非電動式で、重量は850グラム。薄型・軽量ながら十分な補助力を備え、荷物の持ち上げや前傾姿勢などで腰への負担を軽減する。「誰にでも使いやすく、洋服を着ているような快適さで着用できる」のが特長で、日常的な物流作業へ取り入れやすい点を訴求する。
また、同じく非電動式で腕上げ作業の補助位に特化した「KaruUP」は、片腕最大4.5キロ相当の補助効果があり、腕上げ作業を持続することの過酷さを知る、物流会社ならではの提案となっている。
また、より負荷の大きな作業現場に向けては、バッテリーを搭載した電動式パワーアシストスーツも提案する。作業強度や使用時間などに応じ、非電動式と電動式を使い分けることで、幅広い現場ニーズへの対応を図る。
物流現場では自動化・省人化が進む一方、人が担う荷役やピッキングでは身体負荷の大きな作業が依然として残る。同社は、自ら物流現場を運営してきた知見を生かし、設備を置き換えるだけではない「人を支える省力化」を現場課題の解決策として提案している。

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