プロロジス、福岡県久山町に新たな物流施設

拠点・施設プロロジスは25日、福岡県久山町でマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク久山」の起工式を行った。

同社がプロロジスパーク久山を開発する登尾工業団地は、九州自動車道の福岡インターチェンジ（IC）から4.8キロ地点にあり、福岡市中心部へのアクセスにも優れている。九州自動車道の古賀ICを利用することにより、北九州エリアへの配送もカバーでき、物流拠点として有利な立地にある。

施設は1階と2階にトラックバースを備える3階建てのマルチテナント型施設で、最大3区画に分割できる。工業団地に立地していることから、24時間体制の操業にも対応。1階部分はワンフロアオペレーションが可能で、梁下有効高を6.5メートル確保して保管効率を高める。

入居企業の事業継続性への配慮から、緊急地震速報システムや衛星電話などを備え、LED照明の採用や500キロワット超の太陽光発電システムの導入も計画している。

■「プロロジスパーク久山」の計画概要
名称：プロロジスパーク久山
所在地：福岡県糟屋郡久山町
計画敷地面積：1万6156.32m²（4887.29坪）
延床面積：2万6667.42m²（8066.89坪）
構造：S造地上3階建
着工：2014年3月
竣工：2015年1月