
(出所:日本物流団体連合会)
行政・団体日本物流団体連合会(物流連)は16日、2026年度第1回「環境・サステナビリティ委員会」を10日に東京都千代田区の全日通霞が関ビルで開催したと発表した。第1回「日本物流大賞」で大賞を受賞した北海道ロジサービスによる講演会も開き、北海道で進めた配送効率化の取り組みを紹介した。
北海道ロジサービスは、積雪や寒冷、配送先が広範囲に及ぶ北海道特有の物流環境を踏まえ、従来の1日2便の配送体制を1便に集約した。さらにAI(人工知能)を使った配車と現場のノウハウを組み合わせ、共同配送の仕組みを構築した。その結果、平均積載率は78%から93%に向上し、CO2排出量を年間310トン、ドライバーの拘束時間を年間2万6448時間削減した。
講演では、こうした効率化を進めるため、荷主と物流事業者が納品時間や配車条件などを調整したことも取り上げた。双方が互いの制約を少しずつ見直しながら、持続可能な物流を共通の目標として改革を進めたという。講演後にはAI配車の課題や荷主との調整方法について質疑応答を行った。
委員会ではこのほか、上期に実施した日本物流大賞、グリーン物流パートナーシップ会議、カーボンニュートラル情報交換会の活動状況を報告した。下期は第2回日本物流大賞の案件募集などを進める計画を承認した。
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