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JILS、女性活躍へ制度動向と建設業の事例共有

2026年10月14日 (水)

イベント日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は13日、2026年度の女性活躍推進研究会で実施した9月と10月の会合内容を公表した。女性活躍をめぐる制度動向や建設業界の取り組み事例を共有し、多様な人材が働きやすい職場づくりについて考えた。

研究会は、物流事業者や物流子会社、荷主企業の物流・ロジスティクス部門などで女性活躍推進に携わる人が月例で集まり、各社の課題や取り組みを検討・共有するもの。2026年度はアサヒロジスティクス、クボタロジスティクス、グリコ栄養食品、日本ロジテム、パスコ、日立建機ロジテック、本田技研工業の7社から9人が参加している。

9月8日の第1回会合では、研究会主査を務めるNX総合研究所の大原みれい氏が基調スピーチを行った。JILSのこれまでの女性活躍に関する取り組みやダイバーシティ推進の目的、物流・ロジスティクス分野における女性活躍の現状と課題などを共有した。

続いて、厚生労働省雇用環境・均等局雇用機会均等課の吉田麻衣氏が「女性活躍推進の現状と、今後に向けて」をテーマに講演した。女性の就業状況や管理職比率、男女間賃金差異などのデータを基に現状と課題を説明し、女性活躍推進法の概要や法改正のポイント、企業に求められる情報公表や認定制度を解説した。

採用・定着・育成・登用における課題への対応策に加え、女性の健康課題への配慮やハラスメント防止を含む職場環境整備の重要性も取り上げた。

6日の会合では、日本建設業連合会「けんせつ小町」の幹事メンバーで、清水建設コーポレート企画室主席マネージャーの西岡真帆氏が、これまでの活動経緯を紹介した。建設業界では労働力不足や高齢化を背景に、女性の定着・活躍・入職促進を重要課題と位置付け、職場環境整備やキャリア形成支援、情報発信などを進めてきた。

講演では「女性が働きやすい職場は誰もが働きやすい職場である」との考えに基づき、多様な人材が活躍できる環境づくりを進めている点も紹介した。

講演後には参加メンバー間で意見交換を行った。参加者からは、経営層を巻き込んだ活動の難しさについて両業界の共通点を確認できたとの声や、誰もが働きやすい環境づくりを目指すという講演内容が印象に残ったとの声が寄せられた。

研究会は年度途中からの参加も受け付けている。

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