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CMA CGM、ルアーブルで再生燃料調達基盤整備

2026年10月14日 (水)

国際CMA CGM(フランス)とエネルギー大手エンジー(同)は13日、フランス北西部ルアーブルの工業・港湾地区で、船舶燃料向けバイオメタンの生産施設を共同開発するための枠組み合意を締結したと発表した。2029年から年間7000トン、100GWh相当のバイオメタンをCMA CGMの船隊に供給し、年間2万3000トンのCO2排出削減を見込む。

▲船舶燃料向けバイオメタン生産施設の共同開発に関する同意(出所:CMA CGM)

施設の開発はエンジーが主導し、設計や許認可手続きを担う。最終投資判断を経て建設、運営にも携わる。CMA CGMはエネルギー関連投資ファンド「PULSE」を通じて少数株主として参画する。

原料には家畜排せつ物や家庭由来の生ごみ、農業残さなどを使用する。生産したバイオメタンは欧州のガス網を通じ、認証付きのマスバランス方式でCMA CGMの船舶に供給する。既存のLNG燃料船で利用でき、エンジンや燃料供給インフラの改修は不要としている。従来の船舶燃料と比べ、ライフサイクル全体の温室効果ガス排出量を少なくとも67%削減できるという。

施設では年間10万トンの消化液も生成し、地域農家向けの肥料として活用するほか、1万3000トンのバイオ由来CO2を回収して販売する計画。CMA CGMは30年までに、バイオメタンやバイオメタノール、e-fuelに対応するデュアルフューエル船を200隻超まで増やす方針で、今回の投資を再生可能燃料の安定調達につなげる。

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