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川崎重工、グループ最大規模の太陽光発電設備稼働

2026年10月14日 (水)

▲名古屋第一工場に設置された太陽光発電設備(出所:川崎樹工業)

荷主川崎重工業は13日、航空機部品を製造する名古屋第一工場(愛知県弥富市)で、グループ最大規模となる太陽光発電設備を活用したPPA(電力購入契約)サービスの利用を開始したと発表した。工場内で消費しきれない余剰電力を岐阜工場(岐阜県各務原市)へ供給し、グループ内の複数拠点で再生可能エネルギーを活用する。

名古屋第一工場の屋根に設置した太陽光発電設備の容量は、直流側で約7.9メガワット、交流側で5.9メガワット。年間発電量は約859万6500キロワット時を見込み、同工場の電力需要の約25%を再生可能エネルギーで賄う計画。

今回の取り組みでは、シーエナジーが提供するオンサイトPPAサービス「ソーラーエネルギーサービス」を利用する。発電した電力を名古屋第一工場で消費し、余剰分は中部電力ミライズの「オフサイト型フィジカルPPAサービス」を通じて岐阜工場へ供給する。

工場間での電力融通にオフサイトPPAを活用するのは、川崎重工グループとして初めて。年間の余剰電力供給量は約115万1900キロワット時を想定している。

発電期間は2046年9月30日までの20年間を予定する。年間発電量と工場間の供給電力量はいずれも20年間の平均想定値で、年間の二酸化炭素排出削減効果は約3808トンを見込む。

▲カーボンフリー電力の工場間融通スキーム(クリックで拡大、出所:川崎重工業)

川崎重工は今回の仕組みを、複数拠点でカーボンフリー電力を融通し、効率的に活用するモデルと位置付けている。今後は適用拡大を図り、国内グループ拠点における二酸化炭素排出量のネットゼロを目指す。

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