アパレルRECORE(大阪府吹田市)は15日、アパレルやアウトドア用品、ホビーの専門店7店舗を展開するたまやによるクラウド基幹システム「RECORE(リコア)」の活用事例を発表した。店舗とECの在庫・販売管理を一元化し、出品作業の効率化や在庫差異による販売トラブルの抑制につなげている。
たまやは三重県四日市市で「着楽(ciacura)」など7店舗を運営し、Shopifyによる自社ECや複数のECモールでも商品を販売している。従来の在庫管理システムのサービス終了を機に、後継システムを検討。海外通販の強化を見据えたShopifyへの移行やPOSレジの入れ替えも背景に、必要な機能を一つにまとめられるRECOREを選定した。
導入後は、仕入れ、在庫管理、棚卸し、店頭販売、EC出品などの業務を集約した。全店舗でPOSを統一し、販売から在庫同期までの流れを一本化。店舗とECの会員情報も共有できるようになり、顧客対応を強化する体制を整えた。
ECでは、Shopify、楽天市場、Yahoo!ショッピングへの同時出品により、販売先ごとに商品を登録し直す手間を削減した。担当者は、複数ECへの出品工程の作業速度が従来の4~5倍になったと感じているという。
ホビーショップ「FATMAMA」では、商品カタログを活用し、出品から品出しまでの作業を簡素化した。担当者によると、作業負担は体感で約80%減少した。作業速度と負担削減の数値はいずれも、たまやへのインタビューに基づく担当者の体感値で、全店舗共通の実測値ではない。
作業時間の削減により、スタッフが接客や情報発信に時間を充てられるようになった。今後は、集約した販売・在庫データを活用し、店舗とECを横断した運営の高度化を目指す。ブランドや取引先ごとの売上・在庫分析、発注データと商品・在庫データの連携強化にも期待を寄せている。
RECOREは、店舗のPOSや在庫管理、EC運営、顧客管理などを支えるクラウド基幹システム。小売・リユース事業者を中心に、500社以上、全国1800店舗以上に導入されている。
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