サービス・商品Dai(京都市中京区)は15日、法人向けECプラットフォーム「Bカート」に蓄積された受注や在庫などの情報を、生成AIとの対話で利用できる「Bカート ローカルMCP」の提供を開始したと発表した。
同サービスは、パソコン上で動作する生成AIアプリケーション「Claude Desktop」向けの拡張機能。生成AIと外部データやツールを接続する共通規格「MCP」を利用し、BカートのAPIから必要な情報を取得する。専用プログラムを個別に開発する必要はない。
対象は商品、在庫、受注、出荷、見積もり、会員、価格グループなど26種類。期間やステータスなどの条件で絞り込めるほか、取得した内容をレポートやCSV形式にまとめることもできる。
活用例として、指定期間の受注状況の把握、一定数量を下回る商品の抽出、特定顧客の注文履歴の確認などを挙げている。日本語で質問することで、営業活動や在庫補充、仕入れの検討に必要な情報を得られる。
参照できるデータの範囲は、アクセストークンの権限設定で制限できる。10月時点ではデータの参照のみ可能で、受注ステータスの更新や商品情報の登録・修正、在庫数量の変更には対応していない。AI(人工知能)による集計・回答については、元データとの照合が必要としている。
Bカートは導入実績が2500社を超え、延べ135万社以上の法人・事業者の取引に利用されている。Daiは今後、機能拡充や外部サービスとの連携を進めるとしている。
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