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昭文社HD、スマホでバス運行管理「イマロケ」開始

2026年10月19日 (月)

荷主昭文社ホールディングス(東京都千代田区)は19日、Organon(東京都渋谷区)と開発した運行位置情報サービス「イマロケ」の運用を開始すると発表した。第1弾として学校法人片柳学園と連携し、東京工科大学八王子キャンパスと日本工学院八王子専門学校のスクールバスに導入する。車両の位置や運行状況をリアルタイムで可視化し、混雑緩和や運行の効率化につなげる。

片柳学園では約1万人の学生・教職員が通学・通勤し、多くがスクールバスを利用する。26台のバスを運行しているが、講義が集中する朝はバス停で行列が発生していた。今回、すべてのスクールバスに「イマロケ」を搭載したタブレットを設置する。利用者はスマートフォンなどから走行中のバスの台数や位置、時刻表を確認でき、混雑時には別の駅からのバス利用などへの分散も促す。

運行側は蓄積した走行データから混雑のピークや遅延しやすい場所を分析し、臨時便の投入や配車間隔の調整に活用する。「イマロケ」は位置情報の自動更新に加え、混雑状況の数値化、管理者から乗務員への一斉連絡、乗務員メモ、走行履歴管理などの機能を備える。乗務員の操作は発車時の1-2タップのみで、到着はシステムが自動判定する。初期導入費用は0円で、月額利用料は車両1台当たり6000円(税抜き)から。

昭文社ホールディングスとOrganon、東京工科大学は、取得する走行データと学内図書館の混雑状況との相関も検証する。東京工科大学が進めるスクールバスの自動運転研究への活用も視野に入れ、産学連携の共同研究へ発展させる方針だ。「イマロケ」はスマートフォンやタブレットで利用でき、観光地や宿泊施設、地域の移動手段などでの活用も想定している。

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