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パナソニック、次世代太陽電池量産を1年前倒し

2026年10月21日 (水)

荷主パナソニックホールディングス(HD)は20日、開発を進めるガラス型ペロブスカイト太陽電池について、本格量産の開始を当初計画から1年前倒しし、2029年4月から滋賀県長浜市の量産技術開発拠点で本格量産を開始すると発表した。26年9月には大阪府守口市の開発拠点で先行量産品の生産・販売を始めており、本格量産に向けて施工や運用のノウハウを蓄積する。

同社は25年9月、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のグリーンイノベーション基金事業に採択され、量産技術や施工技術の開発を進めてきた。技術開発の進展に加え、再生可能エネルギー需要の拡大や政策面での支援を踏まえ、当初2030年度としていた量産開始を前倒しする。

▲ガラス型ペロブスカイト太陽電池を実装した都市景観イメージ(出所:パナソニックホールディングス)

ガラス型ペロブスカイト太陽電池は、建物の窓や壁面などに組み込む建材一体型太陽電池(BIPV)としての利用を想定する。材料技術とインクジェット塗布製法、レーザー加工技術を組み合わせ、サイズや透過性、デザインの自由度を確保するほか、ガラス封止技術などで耐久性を高める。

都市部では屋根だけでは太陽光発電設備の設置面積を確保しにくく、物流施設や工場などでも外壁や窓を発電面として活用できる余地がある。パナソニックHDは長浜拠点で量産技術を確立し、先行量産品の導入を通じて市場形成を進める。

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