荷主NGP(東京都港区)は26日、自動車リユース部品の活用によるCO2排出削減を対象に、4883トンCO2相当のボランタリーカーボンクレジットを創出したと発表した。Linkhola(リンコラ、同)が運営する「EARTHSTORY」で9月17日に発行された。自動車リサイクルにおける部品リユースを対象としたボランタリーカーボンクレジットの発行は、Linkholaの調査では世界初としている。

▲カーボンクレジット発行証書授与式(出所:NGP)
使用済み自動車から回収した部品を再利用することで、新品部品の資源採掘や精錬、加工、製造、輸送に伴うCO2排出を回避した効果を環境価値としてクレジット化した。対象期間は2023年6月24日-26年6月30日で、第三者による妥当性確認と検証を経て発行した。NGPは13年から産学共同研究を進め、リユース部品によるCO2削減効果を定量化してきた。
対象部品は、全国のNGP組合員が「廃車王」などを通じて引き取った使用済み自動車から生産する。あいおいニッセイ同和損害保険との業務委託契約に基づいて回収した全損車両も供給源に含み、全国の回収・部品生産ネットワークをクレジット創出の基盤としている。
今回は2種類の自動車リユース部品を対象にクレジット化した。NGPは今後、対象部品の種類と点数を段階的に増やし、継続的なクレジット創出を進める。創出したクレジットの情報は27日からEARTHSTORYのマッチングプラットフォームで公開する。
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