M&A米ファラデー・フューチャーは26日、関連会社のFF EAIロボティクス・エコシステム(FFR、米国)が同社のロボット事業と関連資産の取得を23日付で完了したと発表した。FFRは今後、ヒューマノイドやバイオニック型ロボットを軸とする上場ロボティクス企業として事業を展開し、教育、警備・検査に加え、産業・物流分野への展開を強化する。
取得後のFFRは、AI基盤「FF OmniMind」を中核に、複数形態のロボットを共通のAIで制御する構想を進める。事業領域は「教育・研究」「警備・検査」「産業・物流」「商業・サービス」の4分野で、物流を含む法人向け用途への展開を進める。FFRはAIモデル、モーション制御、スキル機能を統合し、用途ごとに個別開発してきたロボットを横断的に制御できる仕組みの構築を目指す。

(出所:ファラデー・フューチャー)
ロボット販売も拡大しており、10月の販売・出荷台数は300台を超える見通し。10月末までの累計販売・出荷は1100台を超える見込みで、2026年通期では取得したロボット事業単体で2000台程度の販売・出荷を計画する。27年にはEAIデバイスの販売台数を7400台、売上高を4520万ドルとする計画を示した。ただし、これらは将来予測で、実際の業績を保証するものではない。
このほか、FFRは米政府調達や大型施設向け市場の開拓に向け、カリフォルニア州のプロフェッショナルサービス企業KYA GROUPなどと提携した。警備・検査分野では一部顧客や事業者との実証段階に入っており、産業・物流分野を含む法人向けロボットの導入先拡大を狙う。
FFRは今回の事業取得を機に、ロボット本体に加え、AI基盤やデータ活用、業務向けソリューションを組み合わせた事業展開を進める。
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