荷主三菱パワーアメリカズは、米ジョージア州のサバンナ・マシナリー・ワークスを拡張し、三菱重工業が4億9000万ドルを投資すると発表した。南北アメリカで拡大する電力需要に対応するため、ガスタービンなどの製造能力を増強する。
サバンナ・マシナリー・ワークスは、先進型ガスタービンや蒸気タービン、発電設備の製造・サービス拠点。現在の施設3万9950平方メートルに、4万1810平方メートルを増築する。機械加工能力を高め、先進的な製造技術を導入するほか、資材フローの効率化や将来の需要拡大を見据えた生産インフラの整備を進める。
今回の拡張で220人以上を新たに雇用する計画で、製造、エンジニアリング、品質管理、保守、物流、サポートなどの分野で人員を増やす。同工場は州間高速道路95号線と16号線の交差地点に近く、港湾や鉄道へのアクセスも備える。
同工場は2009年に建設を開始し、10年に完成した三菱パワー初の日本国外ガスタービン製造拠点。12年に米国で初めて製造したガスタービンを出荷し、23年には50基目を製造・出荷した。今回の増強は三菱パワーの米州での投資戦略の一環で、同社は28年までさらなる拡張も計画している。
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