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TAI、AI半導体の供給網構築へ12.7億円

2026年10月27日 (火)

財務・人事Tokyo Artisan Intelligence(TAI、横浜市港北区)は26日、シリーズCのファーストクローズで総額12億7000万円を調達したと発表した。第三者割当増資とみずほ銀行からの融資によるもので、自社開発のAI半導体チップ「Manta Ray」の生産体制構築やAIソリューション事業の拡大、人材採用などに充てる。

TAIは東北大学発のAI・半導体研究を基盤に、エッジAIソリューションとAI半導体の開発を手がける。国内では労働人口の減少を背景に、製造や物流、インフラなどでフィジカルAIの導入ニーズが高まっているとしており、鉄道事業者や地方自治体などで実証・導入を進めてきた。ことし7月にはテストチップ「StingRay」の評価を終え、量産を見据えた「Manta Ray」プロジェクトを本格化した。

調達資金は、Manta Rayの生産・グローバルサプライチェーンの構築、産業現場向けフィジカルAIソリューションの製品化・導入拡大、AI半導体設計や組み込みソフトウェアなどを担うエンジニアや事業人材の採用に充てる。

TAIは6月、マレーシアの半導体企業Oppstarと戦略的パートナーシップ契約を締結している。今後は同国を含む半導体エコシステムを活用しながら、自社製AI半導体をAIソリューションに組み込んだ実証を進め、海外展開を図る。

今回の増資には、三井住友海上キャピタル、ワタキューホールディングス、東京計器グループ、エー・ディ・ティが参加した。

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