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米トラック輸送じわり回復、25年114.6億トン

2026年10月27日 (火)

調査・データ米国トラック協会(ATA)は26日、米国トラック運送業界の動向をまとめた「American Trucking Trends 2026」を公表した。2025年にトラックが輸送した貨物量は114億6000万トンで、前年の112億7000万トンから1億9000万トン増加した。業界売上高も9364億ドルとなり、24年の9060億ドルを上回った。

トラック運送に関連する雇用は850万人で、このうちプロドライバーは345万人だった。一方、事業者の多くは小規模で、保有車両10台以下の事業者が全体の91.1%を占めた。100台未満では99.2%に達し、米国のトラック運送業界が多数の中小事業者で構成されている実態が改めて示された。

国際物流でもトラック輸送の比重は大きい。25年の米国とカナダ間の陸上貿易では、貨物の68%をトラックが担った。メキシコ国境を通過する貨物では86%を占め、北米域内のサプライチェーンを支える主要輸送手段となっている。

ATAは、貨物量や売上高には緩やかな改善がみられる一方、運送事業者は運行コストの上昇や不安定な貨物需要といった厳しい事業環境に直面していると指摘した。

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